【イベント内容】
古代山城「屋島城(やしまのき)」の城門南側にある石垣の積み直し工事が完了し、1300年余の時を超えて再現された雄大な石垣を舞台に現地説明会を開催!
【開催日時】
2013年5月25日(土)9:00〜12:00
※雨天で開催不可能の場合は、5月26日(日)9:00〜12:00に延期
【開催場所】
屋島寺南側広場
高松市屋島東町
【料金】
参加無料
先着順(事前申込みは不要)
【イベント詳細】
@屋嶋城跡城門遺構整備工事現場
A瀬戸内国際芸術祭2013屋島会場 レアンドロ・エルリッヒ「美しく捨てられて」説明
屋島城は、日本書紀に記述が残る朝鮮式古代山城の一つ。663年の白村江(はくすきのえ)の戦いで唐・新羅の連合軍に敗れた大和朝廷が、大陸からの侵攻に備えて築いた。屋島では山頂(全周7キロ)の約1割に城壁や盛り土が築かれていたとされ、城門遺構では国内の古代山城で最大級といわれている。
当事業は高松市などが、2011年から取り組んでいたもので、復元されたのは、屋島南西部の山頂近くに残る城門遺構の南側の石垣(高さ約6メートル、長さ約35メートル)。11年9月に修復作業に着手し、崩れ落ちずに原形をとどめていた箇所や、ほかの古代山城の石垣の積み方を参考に作業を進め、3月末に工事完了。
使用している石は、現地で見つかった赤茶色に変色した安山岩を中心に、不足分は坂出市内で調達した安山岩を成形したそうだ。
【問合せ先】
高松市埋蔵文化財センター
TEL 087-823-2714
【地図】
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